ネズミ肉を羊肉に偽装し販売  取引額は1000万元以上

中国公安省は5月2日(木)、全国各地で近頃取り締まった、
食品安全に関する典型的な犯罪例10件を発表。
これにより、ネズミやキツネの肉を羊肉と偽って、
上海市などで販売していた事件が明らかになった。
同省では、1月末から3カ月間、
食品安全に関する犯罪の集中取り締まりを実施。
合計2010件を摘発し、容疑者3576人を拘束した。
月には、市や江蘇省などで、未検疫のネズミやキツネ、
ミンクの肉にゼラチンなどを混ぜ、
羊肉と偽り販売していた犯罪組織の容疑者63人を拘束していた。
調べによると、組織による09年以来の取引額は、
1000万元を超えると見られる。
これを受け、市食品安全オフィスは調査を開始。
関係部門は、原材料が不明の羊肉を販売していた火鍋店を
営業停止処分にし、羊肉の成分や入手経路など、
調べを進めている。
(5月6日)

~上海ジャピオン2013年5月10日号

最新号のデジタル版はこちらから




PAGE TOP