拡張工事中に足場崩壊 1人死亡、2人重体

 12月21日(日)10時13分頃、奉賢区でビルのフロア拡張工事を行っていたところ、作業場6階部分の足場が崩れ、作業員10人が巻き込まれ、鉄筋コンクリートの下敷きになる事故があった。
この事故で1人が死亡、2人が重体、7人が重軽傷を負った。
 調べによると事故発生時は、拡張スペースの天井部分にコンクリートを流し込む作業を行うために、高さ約9㍍に及ぶ鉄筋の足場を5階部分より組んでいた。
しかし、流し込んだ数十㌧のコンクリートの重さに足場が耐えられず、崩壊したものと見られている。
詳細は現在調査中。
 奉賢区政府関係者の話では、事故調査グループを設立するとともに、今回の事故の教訓を生かし、安全管理を強化することを各開発地区などに通達を行ったとしている。
(12月22日)

~上海ジャピオン12月26日発行号より

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