旧暦1月15日に当たる「元宵節」を2月14日(金)に控え、上海市嘉定区南翔の庭園「古猗園」では、2月10日(月)~17日(月)、「ランタンフェスティバル(灯会)」を開催している。
期間中、園内には45組のランタンを設置。中でも、3D技術を採用した、無数の馬が壁を破って疾走する映像「万馬奔騰」や、全長18㍍、高さ9㍍の大型ランタン「浪漫天穹」が話題となっている。
また、2013年1月31日(金)~2月6日(木)の春節休暇期間中、環境への配慮から爆竹や花火の使用を控え、代わりに凧揚げを楽しむ市民が増えたが、同区では糸が電線に絡むトラブルが約20件報告された。電力会社は、同じく祭日の遊びとして人気の高い、紙製熱気級「孔明灯」も併せ、街中で行うと電線の損傷や火災を引き起こすとして、元宵節には控えるよう呼び掛けている。(2月10日)
~上海ジャピオン2014年2月14日号