大腸がん罹患者増加  診断時に2割が末期

復旦大学大腸がん診療中心などが、6月15日(土)、上海市内で「第9回上海国際大腸がんフォーラム」を開催し、市における新たながん罹患数は毎年5万4000例に及ぶことを発表した。

市民のがん罹患者数では、肺がんが最多で、2位は大腸がん、3位は乳がんだった。専門家は、原因は不明としつつも、市では大腸がん患者が増えていると指摘。また、がん患者の多くが診断時にはすでに末期状態で、15~25%の大腸がん患者が、肝臓にがんが転移している「肝移転」状態になっているとする。(6月17日)

~上海ジャピオン2013年6月21日号

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