市品質監督機構は14日、眼鏡のレンズ加工や検眼サービスなど生産許可に関する申請を行っていた企業106社に対して実施した調査結果を、発表した。合格84社、不合格22社で合格率は80%。さらに同機構は、巴黎三城や豪雅光学有限会社など62社に対して、眼鏡の生産に関して初めてとなる「眼鏡産品生産許可証」を交付した。
2004年1月に品質検査局は「眼鏡生産許可証実施規定」を発布。同年の12月より小売店に対する生産許可証の調査を開始していた。
市内にある眼鏡小売店の数は1300店舗あまり。そのうち、わずか4%の割合を占める62社のみが、「眼鏡産品生産許可証」を取得している。
同機構は今後、無許可で営業を行っている企業に対して管理を強化すると表明。消費者には、購入前に許可の有無が分かるQSマークを確認するようにと注意を促した。
同許可証の有効期限は発行から5年間。現在、眼鏡企業152社が許可証の申請を行っている。(3月14日)
~上海ジャピオン2006年3月24日発行号より