蛍の生息数減少  市民の捕獲が原因

上海市では、近年、昆虫採集を好む市民が増加し、蛍の生態系に影響を及ぼしており、その数が大幅に減少していることがわかった。

市では毎年、気温の上がる夏になると、郊外へ蛍の鑑賞に出かける市民が増加。昨年夏にはひと晩に1000匹が見られたが、今年は半減、同時にその出現時間も短縮傾向にあり、農村部でもほとんど見られないとの声も聞かれる。

これに対し、周辺農家の住民は、土地の乾燥、水面の減少に加え、蛍を捕獲する市民の増加がその減少に拍車をかけていると話している。(7月15日)

~上海ジャピオン2013年7月19日号

最新号のデジタル版はこちらから




PAGE TOP