2月下旬に雨天が続いた影響から、春の新茶の出荷が例年より10日ほど遅れ、3月20日(金)前後になる見込みであることが、市の茶市場関係者の話から明らかになった。
販売価格も多少下がる見込み。
「西湖龍井」の産地である杭州市梅家塢の茶園経営者の話によると、雨の影響で新芽の成長が遅れており、摘み取りは18日(水)になる予定。
「碧螺春」を栽培する蘇州東山茶厰の関係者も、「15日(日)より試験的に摘み取りを開始し、大量出荷できるのは3月下旬」と話す。
茶葉の品質に関しては、雨の影響で、茶葉の光沢が少し落ちる面はあるが、風味は例年並だという。
(3月5日)
~上海ジャピオン3月13日 発行号より