上海市鉄道部門は、国慶節に当たる10月1日(火)、市を含む長江デルタ地区の鉄道利用者が215万人に達し、史上最多を記録したことを明らかにした。
同日は長期休暇初日とあって、鉄道利用客が急増、同地区の利用者数は全国の2割を占めた。市上海駅、虹橋火車站駅、上海南駅の利用者が42万7800人となり、今年の春節帰省ラッシュ1日当たりの最多利用者数を9万人近く上回った。
今年は旅客数が大幅に増加したものの、窓口に並ぶ列は通常のピーク時に比べ減少。要因として、チケットのネット予約普及に加え、窓口を通常の3倍以上に増やしたほか、全駅に自動発券機80台を追加したことなどが挙げられる。
また、同休暇期間の前半3日間における市高速道路の交通量は、累計273万9300台で前年比約18%増。うち小・中型車両が全体の9割以上を占めた。(10月6日)
~上海ジャピオン2013年10月11日号