上海市政府は９月29日、「生産・経営禁止食品品種に関する告知」を10月１日（火）より正式施行することを発表した。今後、サトウキビやザクロなどの生絞りジュースや、その場で作る乳製品、生クリームを使ったケーキなどの露店販売が禁止される。

市ではこれまで、疾病防止と食の安全向上を目的に、サトウガイやザルガイなどの貝類、死んだタウナギやスッポンの販売を禁止。今後違反が見つかった場合、50元以上５００元以下の罰金が科せられる。

これに伴い市では、市民に対し、違反現場を発見次第、ホットライン「１２３３１」への通報を呼びかけている。実際に違反を確認した場合、市食品薬品監督管理部門より、通報者へ奨励金が与えられる。（10月１日）

～上海ジャピオン２０１３年１０月１１日号