手足口病市内で1532例 突発・流行の傾向はなし

 市衛生部は3月29日(日)、2009年1月1日~3月28日までに市内で報告された「手足口病」の病例は1532例で、重症、死者はなく、突発・流行も起きていないことを発表した。
 手足口病とは、口腔粘膜および手や足などに現れる水疱性の発疹を主症状とした急性ウイルス感染症。
伝染しやすく、幼児を中心に夏季に流行が見られる。
これまでの病例のうち、約95%が6歳以下の子どもの発病で、3歳までが最も感染しやすいとされている。
 また、5月から7月にかけて発病のピークとなるため、衛生部は発病・流行を未然に予防しようと注意を呼びかけている。
予防の方法としては、まめな手洗い、換気のほか、新鮮な野菜・果物や、水分を多く摂ること、おもちゃを清潔に保つことが挙げられる。
(3月30日)

~上海ジャピオン4月3日 発行号より

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