上海市公安局都市軌道交通分局及び公共交通治安分局総隊は、近日、市軌道交通4駅にて、大型荷物は従来の検査を行うが、小型荷物は一部のみを抜き取り検査とする、新検査方式の試行を開始した。
同検査を試行するのは、「彭浦新村」駅、「徐家匯」駅、「龍陽路」駅、「上海火車站」駅の4駅。安全性と利便性のバランスを考慮し、旅行カバンや携行袋類、大量の液体が入った容器など大型荷物を除き、一般的な小型荷物のほとんどが無検査で改札を通り抜けられる。
統計によると、今年9月までの検査で押収された違反物は、約2万5000個。ガソリンやアルコールなどの引火性液体や刃物のほか、春節前後は数万個の花火・爆竹が押収されたという。(10月28日)
~上海ジャピオン2013年11月1日号