上海市の「錦江タクシー会社」は11月19日(火)、市内を運行するタクシー10台余りに、3Gモバイルルーターの搭載を試行。これにより、車内での無線LAN(Wi―Fi)の利用が可能となった。
車内でWi―Fiを利用するには、スマートフォンやパソコンなど各端末で「JJTaxiWifi」に接続するだけ。現時点では、パスワードの設定は行っていない。
交通業関係者によると、市のタクシー業界では来年、多くの新型車両投入を予定。工場出荷時点でモバイルルーターを搭載し、そのほかGPRSや運賃メーター、リアルタイムでのナビや道路情報、防犯サービスなどが一体化した機能の設備も見込まれる。今後、台数を大幅に増やす場合は、パスワードを設定する。(11月20日)
~上海ジャピオン2013年11月29日号