上海海洋大学、西湖大学連合による「〝彩虹魚(レインボーフィッシュ)〟2018マリアナ海溝科学検証チーム」を乗せた科学調査船「沈括号」が11月25日(日)、浦東新区の上海芦潮港を出港した。
今回の調査では、世界で最も深い海溝、マリアナ海溝の「ディープシーチャンレンジャー」が挑んだ深淵付近にて有人潜水音響航法装置システムなどによる海上テストを実施。同時に科学者チームが海水、沈殿物、マクロ生物、微生物のサンプルを採取し、海底の撮影などを行う。
調査船には彩虹魚チーム調査員、船員を含む60人が乗船、航海は約45日間を予定している。
~上海ジャピオン2018年11月30日発行号