今年は静かな清明節に 墓参り禁止、ネット上で葬儀

上海市民政局は、4月5日(火)の清明節に関し、新型コロナウイルス感染症の流行を受け、同日まで市内の各墓地における市民の墓参りを禁止することを近頃発表した。

各墓地では代行業者による墓参りをネット上で閲覧できるサービスや、共同での墓参りサービスを提供する。また納骨においては10人以下の参加としている。

青浦区の墓地「上海福寿園」では最近、参列者なしの集団葬儀が営まれ、琴の音楽に包まれながら、従業者が葬儀を進行した。これは市にある「ガンリハビリ倶楽部」が企画したもの。同園では今年、ネット上からの墓参りサービスをバージョンアップ。故人の人生史を編集してネット上に〝記念館〟を設置したり、写真の修復サービスを提供したりなど、参拝客の思いにできるだけ応えられるようなサービスを提供しているという。(3月28日)

 

 

(写真は東方ネットより)

~上海ジャピオン2022年4月1日号

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