上海野生動物園で動物虐待?  グッチ店員7時間立ち続け

上海市浦東新区にある「上海野生動物園」で最近、トラの赤ちゃんに対する虐待行為が疑われる事例が発覚し、物議を醸している。

この事例は来園者が同園で撮影した動画をネットにアップロードしたことで発覚。同園では1回30元でトラの赤ちゃんと一緒に写真撮影できるイベントを催しており、ある3~4歳の男児がベンチに座り、係員がトラの赤ちゃんをひざに乗せようとしたところ、男児が怖がり拒否した。それでも係員が無理やりトラを乗せたところ、男児は驚きのあまりトラを手ではねのけ、トラは床に転落。その後、係員はトラの首元を片手で掴んで持ち上げ、無理に写真を撮ったと言う。また別の来園者との撮影時に、係員がトラの頭を叩く場面もあったとしている。この動画を投稿した男性は「猛獣の子どもは仔猫や仔犬のようなペットではないのに、子どもに触れさせるのは適当なのか」と疑問を呈している。

また浦東新区の上海国際金融中心内にあるブランド店「グッチ」で最近、女性従業員2人が7時間ずっと立たされ続ける〝研修〟を課されていたことがわかった。彼女たちは店長から研修資料の暗記を指示され、その間座ることは禁じられたと言う。

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(写真は東方ネットより)

~上海ジャピオン2016年12月2日発行号

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