昨年10月、江蘇省宜興市の中学３年の男子学生が、市内書店にて、エレベーターの扉が壊れたことが原因で、昇降路を落下して重傷を負い、今年８月に死亡する事故が発生。これに対し同学生の両親が近頃、書店を相手取り３６０万元の賠償を求める訴訟を市裁判所に起こした。

同学生は当日、同級生と書店を訪れ、風船を割る遊びを実行。風船がなかなか割れなかったため、同学生が腹部に風船を置き、４階のエレベーターの扉に押し付けて割ろうとした際に、扉の下部が開き昇降路を落下した。書店側は、治療費など計90万元をすでに支払っており、同学生にも事故の責任があるとする。（12月12日）

～上海ジャピオン２０１３年１２月２０日号