浦東空港の新管制体制開始 フライト便増加へ

 浦東国際空港では、14日から、2本の滑走路を使った新たな離着陸管制体制を開始する。新体制により、離陸便2本と着陸便1本を同時に管制できるようになる。これまでは、着陸便と離陸便の管制は同時に1本ずつのみ。
 浦東国際空港は昨年、新たに第二滑走路を建設。1日の平均離着陸便数を約480便から約650便へと増便させた。
 今回の新体制で、同時に2機の飛行機を離陸させることができるようになり、さらなる増便が可能となる。実際には、ゴールデンウィーク以降、徐々に便数が増加すると見込まれている。
 浦東国際空港は現在拡張工事を進めている。建設中の第二ターミナルビルも含め、将来的には3つのターミナルビルと5本の滑走路を持つ空港となる予定。(4月11日)
~上海ジャピオン2006年4月14日発行号より

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