上海市静安区の上海展覧センターで、第11回目となる「上海世界旅行博覧会」が、5月9日(金)~11日(日)の会期で開催された。今年は4万2000人以上の市民が訪れ、賑わいを見せた。
同博覧会では、50の国と地域から、観光関連企業570人が出展。人気路線の旅行商品を20~50%オフで販売し、平均2000元の割引や、来場者が当日会場で商品を予約すると、200~3000元の優待サービスを行ったほか、1元から落札できる旅行商品のオークションを行うなどし、計1800万元以上を売り上げた。また会場では参加者を対象とした販売会、旅行フォーラムのほか、ショーなどの各種イベントも開催された。
そのほか、「南極低炭素エコツアー」や「上海―ミラノ 新シルクロードドライブツアー」など、個人の希望に応じ路線を設定するオーダーメイド式の旅行プランも登場し、好評を博した。
(5月9日)
~上海ジャピオン2014年5月16日号