上海市食品薬品監督管理局は5月16日(金)、乳幼児用粉ミルクの生産に関する新基準が31日(土)より施行開始するのに伴い、粉ミルクメーカー4社が認可を受けたことを明らかにした。
同基準は、2013年12月に公布。他社製品と同一もしくは類似の原料・補助原料を使用し、別名で生産・販売することを禁じている。また委託や納入先ブランドの商標を利用した受託製造も厳禁とされた。同局によると、利益を追求するため、同一内容の製品を、パッケージのみを換えたり、輸入品のラベルを貼ったりして販売するケースがあるという。
また同局及び市人民代表大会常務委員会は最近、市内で食品安全法に基づく調査を継続的に展開。15日(木)には、小規模の飲食店10店中9店が営業許可証を未取得で、近隣住民への環境配慮に欠け、消防・安全上の条件を満たせないことがわかった。(5月17日)
~上海ジャピオン2014年5月23日号