タイ観光局上海事務所は６月16日（月）、同国政府が中国人観光客に対する観光ビザの費用無償措置を検討していることを明らかにした。

今年、同国は情勢が不安定な状況が続き、観光業への影響が大きい。１～５月期における観光客数は、昨年同期比で５・93％減。特に最大の市場である中国からの減少が著しい。

現在、同国政府はビザ無償化のメリット・デメリットを計るとともに、滞在期間など詳細について検討を重ねている。（６月17日）

～上海ジャピオン２０１４年６月２０日号