高温日少ない冷夏迎える  エアコン売り上げ落ち込み

上海市では、日本列島を直撃した台風11号「ハーロン」、12号「ナクリー」の影響により、8月9日(土)、10日(日)の週末2連休、雨天に見舞われた。

市中心気象台によると、週末2日間の最高気温はいずれも26・4度と28度と、比較的涼しく、その後の1週間も30度以下の過ごしやすい日が続くとみられる。今年は最高気温が35度以上の日が続く〝高温日〟が少なく、市では珍しく涼しい夏となっている。今年は7月12日(土)に初めて高温日を迎えてから、これまで8日のみとされ、いずれも37度以下。なお昨年は35回に達している。

多くの市民が涼しい夏を喜ぶ一方、エアコンや扇風機などを扱う一部の家電販売業者は厳しい状況に立たされている。関連製品の売り上げが例年に比べ3割ほど減少。また同様に、ござなどの夏季生活用品、冷たい飲食物の売り上げも落ちているという。(8月11日)

~上海ジャピオン2014年8月15日号

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