上海市崇明県横沙島で18年前、殺人を犯し逃亡を続けていた男が、9月6日(土)早朝5時50分、潜伏先のイタリア・ミラノから市へ到着。浦東国際空港にて男の身柄は警察に引き渡された。
男は1996年の旧正月頃、強請られた兄貴分の仇を取るため、仲間4人と連れ立って出かけ、相手の男を刃物で斬り付けるなどして殺し逃亡。故郷である浙江省温州市の友人のもとで4年間身を潜めたが、身分を隠して結婚、これを機に国外へ渡った。
上海市公安国境警備隊は2011年から再調査を展開。13年に男の妻が、子どもを連れ帰国しているとの情報を入手していた。(9月7日)
~上海ジャピオン2014年9月12日号