重陽節、高齢者が登山楽しむ 伝統菓子数百万元売り上げ

中国版「敬老の日」とされる旧暦9月9日の「重陽節」に当たる10月2日(木)、上海市松江区の佘山国家旅游リゾートで、1000人の高齢者が登山を楽しむ姿が見られた。

同日は〝陽〟の数である9が重なるため「重陽」と呼ばれ、中国では古来より天に近い高所に登る習わしがある。また唐代以降食べられるようになった、米粉の菓子「重陽糕」も毎年この時期に売り出される。

今年も市内の老舗菓子店「沈大成」や「王家沙」では店舗前に行列ができ、ここ数日で1000箱余りを販売、数百万元を売り上げた。これらの老舗店では、糖分を3分の2に控え、添加物を一切使用しないなど健康ブームに乗った新製品が人気を呼んだ。(10月3日)

~上海ジャピオン2014年10月10日号

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