上海市崇明観測地点で、12月3日(水)、この冬初となる降雪が観測された。
12月初旬における降雪は2009年以来5年ぶりで、最も早い初雪。同日は寒気の影響で、市北部に位置する同観測地点では17時頃から降雪が観測され、一部交通状況に影響が出た。市中心気象台によると、11月30日(日)に今季最大の寒気を迎えており、12月に入ってから連続で6日間、最低気温が4度を下回った。
また7日(日)には、市内一部地域が小雨に見舞われたが、最低気温は5度まで上昇。17日(水)には10度まで上がる見込み。同日は春分、夏至などに代表される二十四節気の1つである〝大雪〟に当たり、本格的な冬の到来を示す。
市では寒い日が続いたことで、エアコンやヒーター、電気カーペットなど暖房器具の需要が高まっている。しかし市内各医療機関は、暖房器具の使い過ぎによる火傷や肺炎、鼻炎などの症例を報告した。(12月8日)
~上海ジャピオン2014年12月12日号