バス乗り換え割引出だし低調 初日の割引総額は1万元弱

 公共バス乗り換え時の運賃割引サービスで、試験実施の初日となった11月6日(月)の割り引き総額が9166元だったことが分かった。同サービスは、対象路線どうしのバスを90分以内に乗り換えた場合、運賃が0・5元割引になるもの。ただし、サービスを受けるには交通カードによる支払いが必要になる。
 サービスを実施している巴士グループの統計では、対象路線の1日ののべ利用客数70万人中、交通カード利用者は33・6万人。このうち、同日の割引を利用したのはのべ1万8千人で、カード利用者の約5%だった。
 この結果を受け、専門家は、「初日の利用者は多いとは言えないが、その原因は認知度の低さ、対象路線の制限が挙げられる。今後4~6カ月に渡って継続し、対象路線を拡大すれば、徐々に定着するだろう」と前向きの見方を示した。

(11月8日)

~上海ジャピオン11月17日発行号より

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