上海市に本拠を置く中国東方航空は12月4日(木)、情報漏洩監視サービスを手掛ける「烏雲漏洞」が、2日(火)に同航空を利用する顧客の個人情報流出を報告したことを受け、同社システムではなく、航空券代理販売業社のシステムが何者かに攻撃された結果、漏洩が発生したものとの見解を発表した。
関係者によると、顧客の氏名や携帯電話番号のほか、航空便利用情報などが外部に漏れた恐れがあるという。実際に、同航空を騙る業者から詐欺のメールや電話を受けた例も確認されている。同社では、公安局に報告し、原因究明に努めるとしている。(12月5日)
~上海ジャピオン2014年12月12日号