私立小の面接情報獲得に躍起 むやみな早期教育に警告

 市内の私立小学校では、5月30日(土)と31日(日)、入試の一環として入学希望者の親子面接が行われ、各校の校門前では、次年度の入学を目指す父兄や、対策班を開講する塾講師が情報収集に押し寄せた。
 近年、上海では小学校の受験戦争が益々激化している。
このため、父兄らは受験内容の情報収集に努め、子どもに対策教育を施そうとしているが、こうした過度な早期教育について、小学校の校長らからは反対の声が上がっている。
 私立楊浦小学の楊校長は、一部の家庭で、子どもに勉強を強要するなど知的好奇心をそぐような教育に熱が入っていることを指摘。
面接では、簡単なゲームや自然な会話の中で子どもを理解するよう努めていると述べ、父兄のむやみな教育に警告を発した。
(6月1日)

~上海ジャピオン6月5日号より

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