上海市浦東新区の世紀公園や嘉定区の古猗園、徐匯区の上海植物園など市内の大型公園で、近頃、梅やハクモクレン、チューリップなどが開花し、見頃を迎えている。
上海植物園職員によると、今年は暖冬が影響し、開花時期が例年より早まるとの見方を示している。またつぼみの状態の梅が、長く続いた雨により、花弁が少し散ったものの鑑賞期間が延びたと話す。同園では今後、桜やハナカイドウなどが開花を控えている。
一方、黄浦区のホテル「インターコンチネンタル上海瑞金」では、ハクモクレンが例年より10~15日早く、春節期間中の2月下旬に初めて開花した。(2月26日)
~上海ジャピオン2015年3月6日号