6月14日(日)に開催された教育フォーラムの席上にて、「クラス担任を務めたくない」との教師が一部地域で約7割に上ることが分かり、教師という仕事の幸福感について議論が交わされた。
江蘇省教育科学研究員の黄正平氏は、近年、クラス担任を務める教師は精神的に追い詰められていることが多いと指摘。
常に仕事が多く、強いストレスを感じ、低待遇の状態であるため、職務上で幸福感を得られていないと述べた。
全国に400万人以上いる担任教師の精神状態は、小中学生の健康的な成長にも影響するとし、教師に幸福感をもたらす早急な対策が必要だとした。
(6月15日)
~上海ジャピオン6月19日号より