上海動物園では、５月に入り３頭のダマジカが相次いで死亡。同園は25日（月）、解剖の結果、３頭の胃の中から計19㌔に及ぶ異物が発見されたことを発表した。

異物の大部分はビニール袋やハンカチなどで、これらが胃腸に詰まったことが死因とみられる。

同園では22年前にも、キリンが来園客の放棄した、あるいは与えたビニール袋を食べ死亡する事故が発生。これまでに20以上の動物が、異物誤飲により死亡している。

そのほか、騒音が原因でゴリラが流産するなどの被害も出ており、同園関係者は市民に対し、ルールを守って利用するよう呼びかけている。（５月26日）

 

～上海ジャピオン２０１５年５月２９日号