上海軌道交通3号線のホームドア設置に関し、近日、同線の4駅で検査が終了、早ければ今月初めにも試験導入される見通しだ。
今回設置されたのは「鎮坪路」、「中潭路」、「宝山路」、「東宝興路」の4駅。同線は高架駅が多く、これまでホームドアの全面設置が見送られてきたが、今回安全性を確認。順次実用化し、年内には全駅で使用開始される見込みだ。
近年、市では携帯電話に気を取られた乗客の転落など事故が多発、軌道交通はホームドアの設置を急ぐとともに、整列乗車の遵守を呼びかけている。
また近日2・11号線の一部駅で、軌道交通とラジオ局が合同で駆け込み乗車の危険性を訴える番組を放送、注目を集めている。(5月31日)
~上海ジャピオン2015年6月5日号