人民広場駅の新乗り換えホール着工 完成後はホーム間が約150メートル短縮

 地下鉄人民広場駅の新しい乗り換えホールの建設工事が、間もなく始まる。地下鉄1号線と2号線の乗り換えの改善が目的。来年末に完成予定。
 工事では、現在、200メートル以上歩く必要のある乗り換え通路を50~60メートルに短縮する。作業は、地下鉄の運行や乗客の移動に支障のないように進められ、時間は毎晩11時から翌3時頃まで。さらに、安全のために、専門員が土台部分の変形や沈下を逐次測定する。
 人民広場駅は、1号線と2号線が乗り入れる上海地下鉄最大のターミナル駅。駅の利用者数は1日延べ30万人。今後は新路線である8号線の開通も予定されており、乗客数はさらに増加すると見込まれている。(5月13日)

~上海ジャピオン2006年5月19日発行号より

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