中国台湾新北市のテーマパーク「八仙海岸八仙水上楽園」にて、6月27日(土)に起きた粉塵爆発事故で負傷した女性が、治療のため30日(月)上海市黄浦区の瑞金医院に到着した。
事故は27日(土)20時半頃、同テーマパーク内のウォーターアミューズメントパークにて発生。
プールサイドで行われていたイベントの最中、ステージ上から緑色のカラーパウダーを観客に噴き付けた瞬間、パウダーに引火した。
パウダーはトウモロコシ由来のもので引火性が高く、専門家は「典型的な粉塵爆発」と指摘。現地消防局はライトの熱かタバコが原因とみて調査を進めている。
イベントには約1000人が参加。うち半数が火傷を負い、20歳の女性1人が亡くなった。上海市に運ばれた女性は全身の37%に火傷を負い、うち25%が三度の重症。
水際でのイベントとあって、参加者の多くが水着を着用していたため被害が大きく及んだとみられる。
なおイベントの主催者が記者陣の前で両手を合わせ、謝罪する姿が報道された。
(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン2015年7月3日号