上海市の労働組合「上海総工会」は7月23日(木)、市労働者の法定福利の実施状況に関する調査結果を発表した。
これによると、有給休暇・慶弔休暇の取得や住宅積立金などの実施率は比較的高いものの、帰省休暇や家族労働保険制度については低かった。
勤務先の福利厚生に対し、労働者の29・5%が満足、52・5%は普通、17・9%は不満があると回答している。
また94・3%の企業で有給休暇制度を設けているが、労働者の56・1%が「仕事が忙しい」、「申請が困難」、「将来への影響を懸念」などの理由で消化しておらず、
さらに94・5%には未取得分の補填も行われていないこともわかった。
~上海ジャピオン7月31日発行号