徐匯区では、20日より上海優秀歴史建築科学普及展覧会を開催している。同展覧会では、中国を代表する現代作家のひとり巴金が、晩年を過したとされる中国特有の三角屋根の住宅を始め、58枚に及ぶ歴史建築物の図面や、映像フィルムなどの資料を無料で公開する。
徐匯区は優れた歴史建築物が市内で最も多く集中しており、その数はおよそ138棟。
上海市では、このような歴史的な文化物を、より市民に身近に感じてもらうため、今後も継続して同様の展覧会を開催するとしている。
同展覧会は、6月1日より徐匯区図書館に場所を移し引き続き開催する。(5月21日)