上海市では、7月28日(火)6時頃、軌道交通1号線の電力供給用レールが故障。これにより、「錦江楽園」駅―「徐家匯」駅区間にて一時運行を中断、混乱を招いた。
地鉄運営会社は同日6時半、「莘庄」駅―「上海火車」駅間の減速運行と発車間隔の延長を発表。
その後7時半頃、故障した設備の復旧作業のためおよそ45分間に渡る影響を予測、故障した車両内の乗客を避難させた。
運行の中断は3時間に及び、「莘庄」駅―「徐家匯」駅間ではホームに人が溢れ返った。
通勤途中の乗客は、タクシーを呼ぼうとアプリを利用するも、+20元のチップを加えても叶わなかったと話している。なお8時58分、運行は正常に回復した。
~上海ジャピオン8月7日発行号