上海市内では近頃、エスカレーターによる事故の多発を受け、市民サービスホットライン「12345」によると、
7月中のエレベーター・エスカレーター故障に関する問い合わせが1000件以上に上ることがわかった。
特に、団地内に備えつけられた90年代製エレベーターの問い合わせが多かった。住民によると長期に渡り修理が行われず、管理者不在もしくは修理が不完全とのこと。
団地内のエレベーター修理や部品交換に要する維持費は、管理会社の決裁が必要だが、管理会社が専門的な判断力に欠け、予算も十分にない、
また住民委員会が解散し新たな委員会の成立前に修理が必要となり、市政府に費用の立替を申請する地区もあるという。
(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン8月14日発行号