上海市では11月24日(火)より、西から到来した寒波の影響で気温が急低下した。
市気象局の発表によると、11月中旬までの平均気温は15・5度で、例年よりも2・3度高い。また降水量も例年の2倍を記録し、16日(月)~23日(月)の8日間は雨天が続いた。この寒波の影響で雨は止み、天気も回復する見込み。27日(金)の最低気温は1度前後で、市郊外では氷点下に達するが、同日以降は気温も徐々に上がるとしている。
そのほか、冷え込みが強くなるとされる二十四節気の「小雪」に当たる22日(日)、北京や天津などでは大雪が降り、市から中国北部へ向かう空の便や高速鉄道に影響が出た。虹橋空港では同日18時時点で、北京着の77便のうち29便がキャンセル。高速鉄道では華北地域へ向かう60便以上が30分以上遅れての運行となった。中国北部では24日(火)までに気温がさらに6~10度下降する見込み。
~上海ジャピオン11月27日発行号