上海市公安局は3月24日(木)、違法駐車や一方通行侵入など交通違反行為の取り締まりを、今後より一層強化することを明らかにした。
同局は市民の安全確保や道路の渋滞緩和を目的に、集中取り締まりを実施。自動車の違法駐車やナンバープレートの偽装、歩行者の信号無視や横断歩道以外の横断などを〝十大違法行為〟と定め、これらを一斉に摘発する。
また道路に設置されている公共バス専用レーンを、一般車両が走行することが近頃問題となっている。大型車両である公共バスが信号などで停車した際に、再発車が一般車両に比べ遅れ、その隙に自家用車やタクシーがレーンに侵入、バスの遅延に繋がるという。
一方市路政局は、今年下半期に新たに25㌔のバス専用レーンを設置することを発表。天山路や河南路など公共バスの運行が多い路をメインにレーンを増設し、バスのスムーズな運行を目指す。
~上海ジャピオン2016年04月01日発行号