上海市徐匯区にある上海旅遊集散中心で、4月30日(土)~5月2日(月)の労働節休暇期間中、のべ5483人が上海近郊の日帰りバスツアーを利用した。
今年の労働節休暇は天気に恵まれ、上海近郊の観光地が人気を集めた。最も人気があったのは周庄日帰りツアーで、そのほか東方緑舟、南潯、塩官古城などへの日帰りツアーが好評。また市内165カ所の公園ではのべ307万人が来園し、うち有料公園18カ所にはのべ78万人が来園、昨年比で11・6%増加した。
そのほか期間中、「上海火車」駅と「上海南」駅、「上海虹橋」駅からのべ160万人が市を出発。昨年より10万人ほど増加し、労働節休暇期間で過去最高人数を記録した。
またこれら3駅は5月15日(日)より、列車ダイヤを一新する。計33の列車を増便し、上海―合肥間がこれまでより約40分短縮の2時間9分、上海―漯河間が約8時間短縮の15時間33分で到達することができる。さらに「上海虹橋」駅では19時発、23時48分「北京南」駅着の列車を、「上海火車」駅では19時10分発、翌7時7分「北京南」駅着の夜行寝台列車を運行。夜間に市から北京への移動が可能となる。
~上海ジャピオン2016年05月13日発行号