中国各地の不動産価格をリサーチする、中国房価行情平台が近頃、中国主要都市の家賃相場ランキングを発表。上海市が深セン市と同率2位となる、1平方㍍当たり66元であることがわかった。
同ランキングで第1位となったのは北京市で、5月期の平均で1平方㍍当たり71・24元。100平方㍍に換算すると、1カ月当たりの家賃は7000元を超える。上位3都市である北京市、上海市、深セン市の家賃上昇率は、前年比10%超だった。
第4位には広州市が続いたが、上位3都市とは20元余りの差があり、家賃上昇率も1・6%と緩やかだった。第5位は杭州市で、1平方㍍当たり41・39元となり、家賃上昇率は5・6%。
第8位は南京市の1平方㍍33・23元だが、ここから第14位である温州市の30・21元までほぼ差は見られなかった。一方、ランキングの下位を占めたのは、石家庄市や呼和浩特市で、1平方㍍あたりの平均家賃が20元を下回った。それに続いて、無錫市や烏魯木斉市、そして合肥市がわずかに20元を上回った。
この統計結果によると、沿岸部の方が家賃の上昇率が高く、上位14位のうち13都市が沿岸部に集中していた。
(写真は新浪より)
~上海ジャピオン2016年06月24日号