今年1月、フランスの高級ブランド「ルイ・ヴィトン」が、偽物のルイ・ヴィトン商品を販売していた上海の貿易会社を相手取り、
商標権の侵害の停止と損害賠償100万元を求めていた訴訟の第一公判が、7月23日(木)、市第一中級人民法院で開かれ、
裁判長は同社に対し、商標権の侵害停止と賠償金50万元の支払いを命じた。
同社は、2000年から陝西南路などで偽物のルイ・ヴィトン製品の販売を開始していた。
市工商行政管理局は、02年~04年にかけて同社へ何度も立ち入り検査を実施。
同ブランドの他、シャネルなど、計2000余りの偽ブランド商品を没収、商標侵害の即時停止命令と3万元の罰金を科した。
法院は、被告らの権利侵害の程度、期間、被害の大きさなどから総合的に判断し、量刑を判断したとする。
(7月24日)
~上海ジャピオン7月31日号より