熟年夫婦の離婚が増加 主要原因は性格の不一致

 近年、市で熟年離婚が増加傾向にあることが、7月23日(木)、上海市民政局の統計により明らかになった。
 同統計によると、2008年に離婚手続きを行った夫婦は3万6811組に上った。
その内30歳以下が1万7412人、30~40歳が2万2135人、40~50歳が2万729人、
50~60歳が1万1405人で、40~60歳の離婚数の増加が、数年前に比べ特に顕著だという。
 専門家によると、熟年夫婦の離婚原因は、長年の夫婦不和と性格の不一致が主。
増加原因は、結婚生活に対する価値観の変化にあるという。
また、離婚手続きの簡易化も増加原因の1つと考えられている。
こうした状況を受けて、熟年離婚は、経済的にも精神的にもリスクが高いとして、冷静になるよう呼びかけた。
(7月23日)

~上海ジャピオン7月31日号より

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