自転車レンタルトラブル多発  バルーン爆発で重度の熱傷

上海市で自転車レンタルサービスアプリを展開する「摩拝単車(mobike)」が最近、自転車の違法駐輪や破損が頻発していることを受け、利用規定を厳格化したことがわかった。

同アプリでは自転車を30分当たり1元で貸し出すサービスを提供。ユーザーはアプリで近くの自転車を検索・予約し、使用後は駐輪場に乗り捨てが可能。しかし最近、自転車を違法に駐輪したり、私物化したりするユーザーが急増している。これを受け同アプリの運営会社は、新たな利用規定を発表。新規登録の際に与える100ポイントの「信用ポイント」を、規定違反毎に20~50ポイント減点し、80ポイントを下回ると、通常の100倍の料金を徴収するとした。

また常熟市白茆鎮で8月1日(月)、市嘉定区から飛んできたと見られる直径約2㍍の水素ガス入りアドバルーンが爆発し、父子2人が全身の約30%に熱傷を負う事故があった。父子の親戚の話によると、同日、樹に引っかかっていたバルーンを父子が動かそうとしたところ、突然爆発したと言う。またバルーンに印字されていたロゴが同区のショッピングモールにある店のものであったことから、同モールから飛んできたものではないかと推測している。

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(写真は東方ネットより)

~上海ジャピオン2016年08月19日号

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