上海市公安局は9月25日(日)ミニブログ「微博」の公式アカウント上で、延安西路と華山路交差点付近での違法なクラクション使用を取り締まる「ネット警察システム」を公開した。
「違法クラクション現場検査補助系統」と命名された同システムでは、音声・映像識別機能を利用してクラクションを鳴らしている車両ナンバーを特定。車両情報がアプリを通じて現場警察官に通知されると言う。また市民が、アプリ「上海交警」をダウンロードして通報することも可能。
同システムは、今年3月下旬から開始した交通違反行為取り締まり強化活動の一環で登場。また、半年に及ぶ一連の取り締まり活動により、交通事故数が昨年比27・8%減の381件、死亡者が15・2%減の362人、負傷者が48・7%減の125人となった。同局は今後も交通の取り締まりを維持していくとした。
そのほか、空港や鉄道駅、長距離バスの公共交通機関が一体となっている閔行区の「虹橋交通結節点」と「莘庄」駅を結ぶ公共バスが正式に運行開始となった。従来は同区間の移動に、軌道交通とバスを乗り継ぎ約1時間を要していたが、同バスは片道8元、30分程度で同区間を結ぶ。
(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン2016年09月30日号