上海市楊浦区にある上海財経大学は9月24日(土)、中国各地の自由貿易試験区の発展状況を計測した「中国自由貿易試験区発展指数」を発表。市自由貿易試験区が69・33と、全国トップだったことがわかった。
この指数は、同区内の企業と専門家に対し調査を行ったもの。上海市と天津市、広東省、福建省の自由貿易試験区の総合発展指数は、基準値50に対し68・37で、同区が経済や新制度の運用において、よい影響を及ぼしていることが明らかとなった。
また今年9月末で設立3周年を迎える上海市自由貿易試験区では、今年2月から、人的資源と社会保障局、外国専家局、公安部出入境管理局の各種許可証手続き窓口を一本化。外国人の居留許可証や就業許可証の申請に必要な時間が従来の半分ほどに短縮されたと言う。そのほか同区では22日(木)、秋期大型合同採用面接会が実施され、約3300人の応募が殺到した。
(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン2016年09月30日号