上海万博開幕まで残り100日を迎えた1月21日(木)、
日本は出展が確定している242の国家・国際機関の中で、最も早く展示内容を公表した。
日本館は「心の和、技の和」をテーマとしており、
地球環境問題の解決を主な目的とした先端技術の数々を展示する。
例えば、水質汚染と水不足問題の解決法として、汚水を飲用水に浄化する新技術の展示。
また、新エネルギー開発の分野では、
二酸化炭素排出ゼロの「ゼロエミッションタウン」2020年建設を長期目標として、
発電可能な床板や窓、エネファーム(家庭用燃料電池)、有機EL照明などの新技術も披露する。
日本館の総指揮を務める経済産業省官房審議官・片瀬裕文氏は、
「出展関連の業務は滞りなく進められている」とコメントしている。
(1月21日)
~上海ジャピオン1月29日号より