上海市にある中国航天科技集団会社第八研究院が開発した静止軌道気象衛星「風雲4号」が12月11日(日)0時11分、四川省の西昌衛星発射センターで打ち上げに成功したことがわかった。
同機は高精度の照準・測位と高感度のブレ防止装置のほか、高効率電源や高性能AOS技術などの機能を搭載。観測能力は現行の「風雲2号」の3倍で、台風や雷、強烈な対流の変化など、重大な突発性自然災害の観測能力を大幅に向上させ、稲妻を1秒間で500枚撮影することが可能。毎日の天気予報の発表のほか、世界各国へ気象データを提供する予定だと言う。
そのほか、黄浦区にある上海音楽庁屋外南広場で11日(日)、年に一度の「イチョウ音楽会」が開催。同イベントは市民らに無料で開放され、黄葉が美しいイチョウの樹の下でライブ演奏が行われた。通行人はイチョウが舞う中、ギタリストらの奏でるジャズ音楽に耳を傾けた。
(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン2016年12月16日発行号