上海市徐匯区の斜土路と東安路交差点近くで1月2日(月)、30~40代と見られる女性がてんかんを発症。意識不明に陥ったところを、通りかかった中医学療法士の男性らが身体のツボを押すなどの応急処置を施し、一命を取り留めていたことがわかった。
男性は、最近北京市の整体マッサージ店から上海支店に異動してきたばかり。中医の高級理学療法士の資格を取得したことがあり、応急処置の訓練も受けていたと話す。また現場には医療従事者と思われる別の女性も居合わせており、この女性がてんかん発作を起こした女性のツボを刺激することで、意識を取り戻したと言う。その後女性は救急車で病院に搬送され、治療を受けた。
~上海ジャピオン2017年1月13日発行号