智聯人材会社の実施した「企業におけるワールドカップの影響」に関する調査から、ワールドカップの開催に伴い、各企業で勤務中に試合観戦をするなどの悪影響が出ていることが分かった。
調査によれば、同期間中に欠勤、居眠りなどが通常に比べ約20%増加するなど、仕事に対する意欲の低下が示された。
勤務時間中のサッカー観戦時間の平均は、社員1人あたり1日1・07時間。さらに、勤務中にインターネットでワールドカップの最新ニュースを閲覧する、メッセンジャーやQQなどのチャットを利用してサッカーの討論を行う、といった社会人も少なくなかった。
ワールドカップの開催に伴い、調査の対象となった企業の7・6%は、勤務態度の管理を厳格にした。それに対し、18・6%はワールドカップを考慮し管理を緩めている。どちらの措置も取らないとした企業は約70%であった。
(6月27日)
~上海ジャピオン6月30日発行号より